1. ニュージーランド、キャンピングカー周遊記。まえがき、基本的事実、2024年9月19日、羽田空港から中国の広州空港まで。

まえがき

 2024年9月から10月にかけて、12日間、私はニュージーランドをキャンピングカーを借りて旅行しました。この旅行記では、キャンピングカーを借りて旅行した場合の実用的な知見を載せていきたいと思っています。

 典型的な風景写真は他の媒体に任せ、私は実際的、実践的なことを書こうと思っています。これを貴方が読めば、貴方がニュージーランドでキャンピングカーを借りても、未然にトラブルを回避できるようになるでしょう。

基本的事実:

旅行期間:2024年9月19日から10月3日(ニュージーランドでは春の始まり頃)

旅行で使用した道具:

  • 往復の飛行機:中国南方航空(日本の羽田空港、中国の広州空港、ニュージーランドのオークランド空港)(私はデルタ航空のマイレージを使用して、無料で往復した。)
  • ニュージーランドでの移動:Jucyレンタカーで借りたトヨタのハイエース型のキャンピングカー。
  • 北島と南島の間で使用したフェリー:Interislander
  • 私が買ったニュージーランド用のSIMカード:Spark
  • 私が使ったクレジットカード:Paypay visa カード、東急 master カード
  • 私が使ったアプリ:Campermate, Gaspy, Maps.me, Booking.com, WhatsApp, Slowly
私が安全運転しすぎて、渋滞を起こしたので、警察官に呼び止められたところ。「路肩走行していいから、道を譲ってあげて」と言われた。
ニュージーランドでキャンピングカーをレンタル

それでは、周遊記を始めます。

2024年9月19日、木曜日(羽田空港から中国の広州空港を経由して、ニュージーランドのオークランド空港まで)

 私は日本の東京の世田谷区に住んでいる。二子玉川駅からでる羽田空港行きのバスに乗って、13時に羽田空港に着いた。実は、今回の旅行で、私が一番心配していることは中国南方航空のことだ。

 アメリカのデルタ航空マイレージを30年間貯め続けてきた結果、今回、私はニュージーランド往復を無料でする事ができた。しかし、無料だといって喜んでいられなかった。デルタ航空は日本とニュージーランドの航路を扱っていない。提携の航空会社を使うことになるのだが、大韓航空と中国南方航空がそれに該当した。

 ウェブでどちらが評価が高いかと言うと、大韓航空である。中国南方航空の評価は「もう二度と乗るか!」「遅延と欠航が多すぎる!」と惨憺たる評価が多かった。特に遅延と欠航に関しては、私を大いに怖れさせた。わたしは日本語教師をしているが、休暇が9月19日から10月3日までだった。つまり、遅延・欠航はあってはならない事態で、そんなことがあれば、わたしは受け持っている授業を欠席してしまうことになるからだった。

中国南方航空の口コミ。辛辣なレビューが並んでいた。

 しかし、デルタ航空からの回答は、今回は中国南方航空だけです、とのことだった。デルタ航空のウェブサイトは表示が遅く、そのまま固まることが多かった。業を煮やした私は電話でオペレーターに直接申し込んだ。オペレーターが言うには、「大韓航空の席は、この時期は全くないですね。中国南方航空だけです。」私は不安に思いながらも、それを選択するしかなかった。

 しかし、私の不安は更に増幅された。

 オペレーターが言った。「行きの席は、通路側で予約できました。しかし、帰りの席が原因不明で予約できませんでした。だから、お客様が中国南方航空に直接的に連絡して予約する。または、空港でのチェックインの時に、帰りの席の予約をしてください。私の方ではこれ以上はどうすることもできません。」

 めちゃくちゃ不安になる言葉ではないだろうか。行きは確定したが、帰りが未確定。これでは、下手をすれば、行ったっきりの旅行になってしまうのかもしれない。特攻機じゃあるまし、現代社会でそんなことってあるのか、と思った。

 私は訊いた。「あのー、席が予約できていなくても、乗れることは間違いないのでしょうか。」

 オペレーターは言う。「ええ、乗員の中には入っています。ただ、席が決まっていないだけで、だいじょうぶですよ。」

 私は航空業界の内情にはうといが、そんなこともあるのか、と自分を納得させるしかなかった。

 その後、中国南方航空のウェブサイトでは、私は会員になって、会員用コンテンツを見てまわった。しかし、席の指定ができるページは無く、それは徒労に終わった。続いて、電話を試みたが、電話を掛けても、永遠に話し中で、相手が出ることは無かった。本当に、大丈夫なんだろうな。ニュージーランドに着いてからの心配よりも、中国南方航空のことが最大にして、唯一の心配事となった。

中国南方航空のウェブサイト

 話を戻そう。羽田空港に到着した私は、中国南方航空のチェックインカウンターが開くやいなや、すぐに駆け寄って、訊いた。「すいません、ここで私は帰りの席も予約できますか。」

中国南方航空のカウンターは羽田空港で一番端にある。端末機械でのセルフチェックインはなく、カウンターでチェックインする必要がある。

 中国南方航空のスタッフは言った。「いいえ、ニュージーランドでしか予約できません。帰りの便に乗れることは間違いありません。」

 私は思った。うーん、飛行機の予約が未完成なまま旅に出るのは、はなはだ不安だ。しかたない、向こうに着いたら、すぐ、中国南方航空のカウンターへ行って、帰りの席の予約をしよう。そして、安心してキャンピングカーでのドライブを楽しもう。

 口コミによると、「中国南方航空のサービスは酷い。」「乗客は貧乏人が多く、マナーが最悪な人が多い。」というレビューが多く、私は乗る前から憂鬱になっていたが、これは全く不要な心配だった。

中国南方航空は全く問題が無いサービスだった。映画は中国とアメリカのものだけで、字幕は中国語のみ。

 実際には、私は普通の空の旅を満喫できた。羽田空港から5時間かけて、中国の広州空港に着いた。トランジットで5時間待った後、そこから11時間かけてニュージーランドのオークランド空港に着いた。この間で特に問題だったことは、斜め左前の席の幼児が就寝時間中に2時間くらい大声で泣き続けたことだ。私は耳栓を用意していたので、なんともなかった。しかし、それを用意していなかった他の客たちはその家族に対して、迷惑そうな顔をずっと向けていた。私にとっては、これは機内でよくあることだと思えたので、特に中国南方航空を非難する事件にはならなかった。

 ここで広州空港と中国南方航空のwifiについて書いておこう。

 習近平がひきいる中国政府は外国からのリベラルな思想が入ってくることを嫌っているので、free wifiはあるが、中国コンテンツ以外はつながらない仕組みだった。私はグーグル検索、gmailチェックができなかった。つまり、wifiにつなげると、中国の公安警察にハッキングされるだけかもしれない、ということだった。

中国広州空港での風景。日本では見られない中華料理を出す店が多い。

 つづく

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